小児科・アレルギー科
さかもと小児クリニック
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食物アレルギー

食物アレルギーとは、原因食物を摂取した後に免疫学的機序を介して、生体にとって不利益な症状(皮膚粘膜症状、呼吸器症状、消化器症状、アナフィラキシーなど)が起こる現象を言います。

1945年以降、社会は急速に近代化し始める一方で、公害と同時に、日常生活環境内におけるアレルゲン物質の増加が、アレルギー患者さんを増やしました。

また、近年食物の欧米化が食材の多様化を生み、食物アレルギーの即時型反応を呈する患者さんが増えています。

低年齢児の食物アレルギーによる即時型反応(食物アレルギー児が、原因となる食物を摂取した際すぐに蕁麻疹や呼吸困難などが発症すること)は、その対応や予防策が非常に重要になってきています。

最近の厚生省の報告によれば、原因アレルゲンは卵、牛乳、小麦、そば、えび、ピーナッツ、大豆の順に増えていることが報告されています。

症状

症状

最近の研究では、離乳食や調理する人の手を介して、皮膚からアレルゲンが入り込み、生体に取り込まれているといわれています。原因となる食材を食べることにより、ぜいぜい、蕁麻疹、ショック、下痢、おう吐などがおきます。

診断と治療

  1. 血液中食物アレルゲンの同定(採血による検査)
  2. 病歴(症状)、検査結果を参考にし、食物負荷試験を実施後、原因食物の確定診断となります。

診断と治療

近年の食物アレルギーの治療方針では、小児は成長過渡期にあるため、アレルギー検査で陽性であってもむやみに除去せず、食物負荷試験で確定診断をしてから実際に食べられるものを工夫して食べていく方向となっています。
よほどの症状(ショック、全身蕁麻疹、呼吸困難、嘔吐などのアナフィラキシー症状)が出現しない限り、実際に食べていく治療となっています。
しかし、他院で長く除去され続けている患者さんや、アレルギー血液検査の値のみで食物除去をされている患者さんも多くおられます。

当院での食物負荷試験方法

食物アレルギーガイドラインに沿って、症状検査値を参考に、安全に配慮してごく少量から負荷していきます。
半日ほど時間はかかります。手順等は事前に相談・説明いたします。
(自己流で行うのは危険です。必ずアレルギー専門医の指導の下で行う必要があります。)

重症の患者さんには、エピペン(アナフィラキシー症状が出たときに使用する自己注射)を処方いたします。

食物アレルギーの可能性のある方・お困りの方、お気軽にご相談ください

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医療法人泰寿会
さかもと小児クリニック

院長
坂本 泰寿
住所
〒223-0053
神奈川県横浜市港北区綱島西2丁目7-2 第7吉田ビル5F
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